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なぜ効果が上がるのか? 詳細内容2
(4) 脳に効果的な刺激とは?
 人には、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の五感があります。
 私たちは、この五感を通じて外部の情報を脳に送っています。
 いずれも大切な情報収集のための感覚なのですが、情報の80%以上は眼からの画像情報といわれているように、特に「視覚」は、社会活動を営むうえで、最も重要な感覚といえます。
 眼は、脳と直結した画像情報収集器官であり、からだの表面にむき出しになっている脳そのものといえます。
 この五感の中でずば抜けて情報収集量が多く、かつ、脳と直結している眼を効果的に刺激することが、脳の刺激にもっとも効果的であるといえるのです。
 録画した番組を三倍速で再生するビデオテープの映像を見続けたのちに、そのビデオテープを通常のスピードにもどすと、そこに映し出された映像が、本来のスピード以上にゆっくりと流れているように感じることを経験したことがありませんか?
 これは、ビデオテープのスピードを通常のスピードに戻しても、早送りに順応した眼と脳が、まだ通常よりも高いレベルで働いているからです。
 「スピーディーにものを見る」「広い範囲でものを見る」ことを繰り返していると視覚神経がこれについてついてゆこうと発達し始めます。そして、視覚神経から飛び込んでくる情報を非日常的スピードで処理しようとして脳は汗をかき、フル稼働するわけです。
 「スピーディーにものを見る」「広い範囲でものを見る」ことによって眼から入ってくる大量かつ高速の画像情報は、脳が普段行っている情報処理のスピードでは対処できません。そのため、脳は、神経細胞がこの高速の情報をなんとか処理できるように、新しい神経回路を形成して対処しようとすることになります。つまり脳の可塑性という性質によって、活性化されるわけです。
 このように、「スピーディーにものを見る」「広い範囲でものを見る」ことによって眼を効果的に刺激し、脳に大量かつ高速の画像情報を送り込むことこそが脳の活性化への近道なのです。

脳のしくみ
人の情報の80%以上は眼からの情報といわれています。
そして、眼は体の表面にむき出しになっている脳そのものといえます。この眼を刺激すれば、脳は刺激され、活性化するわけです。右脳と左脳は、脳梁という約2億本の神経の束で繋がれています。
主として右脳はイメージ、左脳は論理的思考を司ります。
(5) トータルなバランスの脳力こそが重要です。
 脳の1つの領域を働かせるとそれが他の領域を刺激して脳の活性化が促進されることが認知されてきています。
 ちょうどビリヤードのゲームようなものです。例えば、あなたが、「注意力」の玉をつくと、それが「集中力」の玉に当たり、さらに、「集中力」の玉が「記憶力」の玉をスポットに入れるというイメージです。 「スピーディーにものを見ること」「広くものを見ること」を繰り返していると、まず最初に視覚神経がそれに慣れようとして発達してきます。そして、脳は、ものすごいスピードで視覚神経から飛び込んでくる情報を、長期、短期の各記憶も総動員しつつ処理しようとして必死になります。その結果、まず注意力UP、集中力UPしていきます。
 そして、飛躍的に読解力UP、速読力UPしていきます。また、右脳が活性化されますので、大幅に創造力UPやイメージ力UP、さらには、記億力UPもしていきます。
 新しい神経回路の形成によって頭の回転が速くなると、脳の他の外部表出器官である聴覚等の五感の感覚も通常では考えられないほど鋭くなっていきます。たとえば、日常の会話も遅く感じられるようになります。自分の頭の中で行われる会話の処理スピードが実際の会話のスピードより速いので、言葉の裏にある相手が言おうとしている真意まで把握することができるようになります。また、自分の考えを整理する時間のゆとりもでてきます。そして、的を射たアドバイスや回答ができるようになるのです。もちろんそれは、洞察力や判断力、指導力といった脳力のアップにもつながることになります。このように、「スピーディーにものを見る」「広い範囲でものを見る」トレーニングは、視覚のみならず、聴覚等他の五感をも発達させ、また、単に注意力UP、判断力UPを図るだけではなく、さまざまな脳力UP、たとえば、読解力UP、速読力UP、理解力UP、表現力UP、創造力UP、イメージ力UP、洞察力UP、企画力UP、指導力UP等を図っていきます。そして、学習や仕事が効率化していきます。それに伴い、あなたの人生目標は、さらに大きくなっていき、あなたは、その目標達成のために、行動し始めるのです。
 頭の回転が速くなり、頭がよくなると、失いかけている人生目標を明確にする脳力、現在掲げている人生目標をさらに大きくし、それを達成したいと願う脳力を飛躍的に向上させていきます。
 社会生活においては、記憶力だけで頭のよさが判断されるわけではありません。判断力、洞察力、創造力等の脳力を兼ねそなえたトータルにバランスのとれた脳力がもっとも求められているのです。
 たとえば、ある問題に直面したときに、その問題の本質をいちはやく把握し、分析し、適切な行動をとることのできる人、他人の話をよく聴き、その意図を理解し、それに対する意見をしっかり言える人が頭のよい人といえるのです。
 あなたは、さまざまな情報が飛び交うこの情報反乱社会の中で、有用な情報を収集し、これを判断し、行動を起こさなければなりません。この一連の処理が的確か否か、そのスピードが速いか遅いかで、効率や成果は大きく変わってしまうのです。
 人が生きていくうえで行動の基本となる脳力UP、すなわち、「理解力UP」「創造力UP」「イメージ力」「表現力UP」「判断力UP」等がトータルにバランスよくされている人こそ現代において真に求められている人なのです。